※ここで言う「移行するデータ」とは上出来BEST8のデータのことを指します。旧システムの上出来BEST(Ver.6)のデータではありません。
旧上出来BEST(Ver.6)のデータを上出来BEST8へ取り込む方法は、以下を参照してください。
旧上出来BEST(Ver.6)のデータを上出来BEST8へ移行する方法
データを別のパソコンへ移行する方法
上出来BEST8で作成したデータを、別のパソコンの上出来BEST8へ移行する方法です。
工事単位での移行方法、システム単位での移行方法がそれぞれ異なるので、順に説明します。
また、写真管理のユーザー書式(自社作成のオリジナル帳票)のデータ移行も可能ですが、その方法は以下を参照してください。
写真管理のユーザー書式を別のパソコンでも使えるようにする方法
1工事現場ごとデータを移行する方法
バックアップの作業
- データを作成したパソコンで、上出来BEST8を起動します。
- タブ >
- 工事タイトルの左横にチェックボックスが現れるので、該当工事タイトルに チェック を付けます。(複数可)
- キャプションバーの をクリックします。
- システムが空き容量を計算し終わるまでお待ちください。
※この時新たにフォルダを作らなくても、バックアップ実行時に「上出来BEST8バックアップ」フォルダを自動生成します。ただし、バックアップ指定先に既に同名フォルダが存在していた場合、データが混在し、取り込み時エラーとなる場合がありますのでその場合は、バックアップ先に新たにフォルダを作成してください。
ボタンをクリックし、バックアップ先を指定します。
のどちらかのボタンをクリックしバックアップを実行します。
ファイルを圧縮してバックアップを実行した場合、データ戻し時は工事単位での一括戻しのみとなります。
ファイルをそのままバックアップを実行した場合、同工事タイトルでの追記バックアップや、同工事タイトルの各システム単位でのデータ戻しが可能になります。
データ戻しの作業
- データを取り込みたいパソコンで、上出来BEST8を起動します。
- タブ >
- 「上出来BEST8バックアップ」フォルダを選択して開きます。 ボタンをクリックし、バックアップ先の
- システムが容量を計算し終わるまでお待ちください。
- 画面中央に工事名称が表示されますので、戻したい工事名すべてに チェック を付けます。
※ここに表示される「システム共通データ」はマスタファイルや環境ファイル等になりますので、同時に取り込んで構いません。 - ボタンをクリックします。
2各システムごとにデータを移行する方法
バックアップの作業【写真管理以外の場合】
- データを作成したパソコンで上出来BEST8を起動し、データを作成したシステムアイコンをダブルクリックし起動します。
- リボンバーの
システムによってデータバックアップ画面が異なりますが、手順やボタン名は同じです。
ボタンをクリックし「データバックアップ画面」を表示します。
※この時新たにフォルダを作らなくても、バックアップ実行時に「(システム名)バックアップ(日付)」フォルダを自動生成します。ただし、バックアップフォルダも作成する のチェックを外していた場合、フォルダは自動生成されませんので、バックアップ先ルートに任意のフォルダを作成してください。
ボタンをクリックし、バックアップ先ルートを指定します。- 画面中央に表示されているタイトル一覧から、バックアップしたいタイトルすべてに チェック を付けます。
- ボタンをクリックします。
データ戻しの作業【写真管理以外の場合】
- データを取り込みたいパソコンで上出来BEST8を起動し、該当するシステムアイコンをダブルクリックし起動します。
- リボンバーの
システムによってデータバックアップ画面が異なりますが、手順やボタン名は同じです。
ボタンをクリックし「データ取込画面」を表示します。 - 「(システム名).xml 」ファイルを指定して開きます。
※この時、「データを圧縮」してバックアップを実行していた場合の指定ファイルは「システム名.ZIP」ファイルです。
ボタンをクリックし、バックアップ先のフォルダを開くと表示される - 画面中央にタイトル名称が表示されますので、戻したいタイトルすべてに チェック を付けます。
- ボタンをクリックします。
バックアップの作業【写真管理の場合】
- データを作成したパソコンで上出来BEST8を起動し、写真管理のアイコンをダブルクリックし起動します。
- タブ > ボタンをクリックし「データバックアップ画面」を表示します。
- 写真管理ツリーすべてを一括バックアップする場合は「6.」へ進みます。
必要なフォルダのみを選択してバックアップする場合は「4.」へ進みます。
※一括バックアップデータの一括データ取り込みは新規データでのみ取り込みが可能です。
※一括バックアップ・一括データ取り込みでない場合は、並び替えの情報が正確に再現できない場合があります。 - 一括バックアップ のチェックを外します
- ツリーの「写真管理」をクリックしBOOKが閉じた状態になったら、必要なフォルダ(複数可)をクリックしBOOKが開いた状態(青色)にし「7.」へ進みます。
- 一括バックアップチェックを付け「7.」へ進みます。
※デフォルトでは一括バックアップのチェックが付いた状態です。
※この時新たにフォルダを作らなくても、バックアップ実行時に「写真管理」フォルダを自動生成します。
ボタンをクリックし、バックアップ先を指定します。- ボタンをクリックします。
データ戻しの作業【写真管理の場合】
- データを取り込みたいパソコンで上出来BEST8を起動し、写真管理のアイコンをダブルクリックし起動します。
※一括バックアップしたデータを一括データ取り込みする場合は、新規工事台帳を作成し、新規で写真管理を起動してください。 - タブ > ボタンをクリックし「データ取込画面」を表示します。
- 「写真管理.XML」ファイルを指定して開きます。 ボタンをクリックし、バックアップ先の写真管理フォルダを開くと表示される
- ツリー上の取り込みたいフォルダ(複数可)をクリックしBOOKが開いた状態(青色)にします。
※新規工事の写真管理で一括バックアップデータを戻す場合は、一括取込 のチェックボックスが表示され、一括取り込みが可能です。 - ボタンをクリックします。
データをそっくりそのまま移行する方法(パソコン買い替え時等)
パソコンの買い替えなどで、旧パソコンの上出来BEST8全データを、新しいパソコンへそっくりそのまま移行させたい時のバックアップ手順をご説明します。
ただし、ここではバックアップの方法のみご説明します。
※以下の方法でバックアップしたデータを既存の上出来に上書きしたり、インストールの方法を間違った場合、お客様の大切なデータが消える場合がございますので操作には十分ご注意ください。また、「データフォルダの戻し作業【新パソコンでの作業】」については、弊社保守サービスご契約中のお客様のみの対応とさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、全工事・全システムのデータを移行するため、作成済みの現場数が多い・写真管理システムなどでの写真取り込み枚数が多い等の理由により、上出来内部のデータ量が何十ギガバイトに及ぶ場合もあります。
なるべく転送速度の速い方法で時間に余裕をもって作業を行ってください。
1データフォルダのバックアップ方法【旧パソコンでの作業】
- コントロールパネル > プログラムの追加と削除より、上出来BEST8をアンインストールします。
- エクスプローラを起動し、上出来BEST8のインストール先ドライブを開きます。(Cドライブ、もしくはDドライブ)
- その中の「上出来BEST8」フォルダをそのままバックアップ用の外付けハードディスク等にコピーします。
※コピー中に何らかの原因によりデータが破損する場合が考えられますので、フォルダは移動ではなく必ずコピーするようにしてください。