プロテクタ認証方法

上出来BEST8はハードプロテクタによる制御を行っています。
プログラムの起動、データの作成・保存(※1)、バックアップ及びバックアップデータの取り込み等、一般的な操作時には制限がかかりません。
印刷、電子納品データ出力、CAD製図基準による図面ファイル保存等ではプロテクタによる制限がかかります。


プロテクタは2種類あります。

スタンドアロン版プロテクタ

使用中のパソコンに装着し使用するタイプで、装着後プロテクタ認証を行えばプロテクタによる制限が解除されます。取り外して別のパソコンに装着して同じように使用するこができます。

LAN版プロテクタ

LAN版プロテクタはLAN(社内ネットワーク)経由で認証を行うもので、サーバー機に装着し使用します。また、プロテクタを動作させるための「サーバー監視システム」のインストールおよび常時起動が必要となります。LAN版プロテクタの場合、サーバー機にLANで繋がっているすべてのパソコン(最大256台)で同時認証が可能となります。


プロテクタを認証させるには「プロテクタドライバ」のインストールが必要です。
プロテクタドライバがインストールされていない状態でパソコンにプロテクタを装着しても緑のランプが点灯しません。
プロテクタに緑のランプが点灯しない場合は以下の方法を試して下さい。
プロテクタドライバのインストール方法

1スタンドアロン版USBプロテクタの認証方法

  1. お使いのパソコンに「上出来BEST8 USBプロテクタ」を装着し、緑のランプが点灯したことを確認してください。
    緑のランプが点灯しない場合、プロテクタドライバがインストールされていない可能性があります。
  2. 上出来BEST8を起動します
  3. プロテクタタブ > USBプロテクタを使用するボタンがオレンジ色に点灯していることを確認してください。
    点灯していない場合、USBプロテクタを使用するボタンをクリックし点灯させます。
  4. プロテクタタブ > USBプロテクタをチェックボタンをクリックします。
  5. 【USBプロテクタ「 U********-** 」を確認しました。】と表示されたらOKボタンをクリックします。
  6. プロテクタが正常に認証されました。

2LAN版プロテクタの認証方法

  1. 上出来BEST8を起動します
  2. プロテクタタブ > LANプロテクタを使用するボタンがオレンジ色に点灯していることを確認してください。
    点灯していない場合、LANプロテクタを使用するボタンをクリックし点灯させます。
  3. プロテクタタブ > ”サーバー名” にサーバー機のパソコン名を入力します。
    サーバー機のパソコン名は、サーバー機のコントロールパネルよりシステムを開き、コンピューター名で確認ができます。
  4. プロテクタタブ > LANプロテクタをチェックボタンをクリックします。
  5. 【サーバー名( LX******** )に接続しました。】と表示されたらOKボタンをクリックします。
  6. LANプロテクタが正常に認証されました。

「認識できませんでした。」と表示され認証できない場合

サーバーを認識できず、LAN版プロテクタが認証されない理由としてはいくつかあげられます。
以下の方法を試してください。

  1. 【サーバー名】が正しく入力されているか再度確認してください。
  2. LAN(社内ネットワーク)でサーバー機と正常に繋がっているか再度確認してください。
    • エクスプローラーを起動し、ネットワーク上にサーバーのパソコンが表示されているか確認してください。
    • ネットワーク上のサーバー機アイコンをダブルクリックし、パソコンを開くことができ、なおかつ共有フォルダ等が確認でき開ける状態にあるか確認してください。
    • ネットワーク上のサーバー機アイコンをダブルクリックした際、「ネットワーク資格情報の入力」画面が表示され、ユーザー名とパスワードを要求された場合、ユーザー名とパスワードを入力し、問題なくサーバーに接続されたか確認してください。
  3. サーバー機で「サーバー監視システム」が起動し、サーバー開始がONの状態(サーバー名が表示されている状態)か確認してください。
  4. 同一LAN環境で同一サブネットに登録されているか確認する。
    ※VPN等の仮想LAN環境では正常に認証出来ない場合があります。(動作対象外)